「まさか地元青森で、こんな面接に出会うとは…」
地元のIT企業を探してて、雰囲気良さげなところがあった。
実は前から知ってはいたが、隣町だったこともあり別に受けるつもりはなかったが、まぁ色々ありハロワで紹介状を出してもらって応募してみた。
青森ではというよりも、全国的にも珍しい?ある製品に特化した開発をメインにした会社で、これからのマストであると思ったので期待して応募。
でもまさかの心理戦が待っているとは…
【第一章】書類選考&SPI検査
書類通過、からのSPI。まぁここまではよくある話。
職務経歴書・志望動機など提出し数日後、SPI受けてくださいとの案内。
SPIはまあ普通、計算・論理・性格診断など。
ちょい苦戦したがなんとか行けたかなぐらい。
次の日、面接の日程調整の連絡あり。
この時はまだ「面接2時間コース」になるとは思ってなかったのだ。
【第二章】いざ、面接へ(2時間コース)
面接は対面。青森市から隣町まで約1時間かけて面接場所へ。
2対1の面接。開発部統括の方と人事?の方。
早速地獄の面接の始まった。
切り出し方は「趣味はありますか?」だった。
早速意味わからんなとか思いながらも、色々ハマってることとか喋るも
「ふーん」みたいな感じ。
資格の話にもなった。資格否定された。
Javaの資格を持っていてそれに対して、
「コスパ悪くないですか?」って言われた。
うるせーわボケぇ。こちとら頑張って取ったんじゃ。その面接官の顔はずっと忘れないだろう。LPICには触れられず、ITパスポートももちろんスルー、この話の最後には
「基本情報技術者資格取った方がいいですよ」的な。
この時点で、こいつらとはやっていけないなと思ったけど、まぁこっちも大人なので最後までやり切る思いは変わらず。
【第三章】心理戦タイム突入
「ここからが本番だった」
・チームに仕事はできるが協調性のない人がいます。どう対応しますか?
↑まぁわかる。論理性とかコミュニケーション能力とか対応力とか測りたいんでしょ?
・上司に牛乳の買ってこいと言われました。「安くて量の多い」「値段も量も丁度」「高いけど量の少ない」。どれを買いますか?
・私たち(面接官)が子供だと思って、わかりやすいように経理の仕事の内容を教えてください。
・目玉焼きの作り方を説明してください
他にも変化球系の質問みたいなのが結構あった気がするが疲れすぎて覚えていない。
なんせこんなのを2時間。途中5分の休憩を挟んでね。
一問ごとに「え、どこに地雷あるの?」と緊張感MAX。
論理性を見たいのは分かるけどさ、面接って拷問じゃなくて対話じゃないの??
2時間。頑張ったよ。変なことは答えてなかったし、むしろ今までのリーダー経験とかを活かして回答したつもり。
逆質問したけど、面接官の目が死んでいて、あもうこれ受からないって一撃でわかったから質問たくさん用意してたけど2つくらいでやめといた。
そういう雰囲気出すの良くないよ、お前!w
果たして結果は…
5日後お祈り文書が届きました。
予想通り。
しかも、面接の次の日の日付の文書で。
あの2時間なんだったん?心理戦ばっかで結局お互いのことあんまり話せてなかったしさ。
初めて意味わからん面接だったのでモヤっとはしたが、正直ホッとした。
縁がなかったというか、無くてよかったよ。
【最終章】面接を終えて思ったこと
「企業の本質は、面接に出る」のかも。
スキルよりもメンタル耐性チェックなのか?
合否は置いといて、「ここで働く自分を想像できない」と思ってしまった地元IT企業、ちゃんと良いところもあるのに、こういうので印象悪くなるの残念だなと思ってしまった。
ハローワークに出ている求人にロクなものはない。って教えてくれた福岡のITエンジニアさんが教えてくれたのは本当だった。
いい経験だったかな。
企業選びは慎重に。でも面接こそ、最高の企業リトマス紙。
とりあえず、目玉焼きは焦げないように焼くタイプです。